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全仏オープン 必殺仕事人の曲みたいな応援 (テニス)

全仏オープンでよく聞こえる掛け声

タイトル適当です。。

昔から、全仏オープンを含むクレーの大会を見ていると、試合中のポイント間等に、観客席の誰かから「パー、パパパパパパ、パッパパラー」みたいな掛け声がかかると他大勢が「オーレ」と応えるお約束みたいな応援(?)が行われます。

だいぶ昔ですが、初めてTV放送でこれを見た時、

「なんか、必殺仕事人の曲みたいだな」

と思ったものです。

 

必殺仕事人Ⅲ 暗闘者 殺しのテーマ

ちなみに、平尾昌晃先生の「必殺仕事人 殺しのテーマ」というタイトルらしいです。

この応援を見たのは主にフレンチオープンでしたが、それを見た人なのか他の大会(主にヨーロッパかも)でも最初の発声を仕掛ける人を見ます。

いつだったかウィンブルドンでもやった人がいましたが場所柄か応えたオーレはほんの少しでした。(この応援を知っていてもウィンブルドンを見に来てる人は敢えてやらなさそうですね。)

インターネットで海外の情報を調べてみる

この応援を使う由来を知らなかったので、海外の掲示板を探してみたところ、同じ疑問を持つ人もいていくつか質問されているのを見かけたのですが、

tt.tennis-warehouse.com

このTenniswarehouse.comの掲示板の中で

Pasodoble music “En er mundo” という曲じゃないか」

というコメントを見つけました。

Pasodoble というのはスペインの闘牛とフラメンコをイメージした音楽ジャンルのようです。

En er mundoの演奏

どうも、この曲に合わせて “ole”と返すのが応援での決まり事みたいです。

ole(オーレ)は、闘牛士が、赤い布めがけて走ってくる牛をかわす際に掛けるのが有名なスペイン語の声援ですね。

こんな感じ。

En er mundo (olé stade foot) – Gégé Pottepei [Exclusif]

想像するに、スペイン及びスペイン語圏である南米で広まった試合会場で観客が使うお約束のかけ声なんだろうと思います。

日本で言うと、バレー会場等でやる 「ニッポン・チャ・チャ・チャ」 みたいなものでしょうか。

何故、全仏オープンでスペイン語??

何故、スペイン語圏ではないフレンチオープンで使われるのかですが、クレーコートの大会なので、スペインや南米のクレーが得意な選手が多く参加し、勝ち残るので、選手達を応援する意味で、地元ファン等が選手たちにも馴染みの深いであろうこの応援を始めた感じなんじゃないかと想像します。

日本語での情報がほぼないので海外サイトを調べた限りでのもので、曲もも正しいかどうかもわかりません。(始まりの「パー」がないし、曲も少し違う気がするし)

機会を見てまた調べてみたいと思います。