テニスで使うスポーツ用マスクとしてBuffのCOOLNET UV+を買ってみた (テニス)

スポンサーリンク
Buff COOLNET UV+テニス

宣言解除でテニススクールは再開されるものの

新型コロナウィルスに向けての緊急事態宣言が全国で解除され、私が通っているテニススクールも6月から運用ルールの中で再開となりました。

で、困った事に「テニスレッスン中には必ずマスクを着用してください」だそうです。

調べてみた所、スポーツ庁の社会体育施設の再開に向けた感染拡大予防ガイドラインには「施設管理者は、利用者がマスクを準備しているか確認することが必要です。なお、運動・スポーツ中のマスクの着用は利用者等の判断によるもの(※)とするものの、受付、着替え、表彰式等の運動・スポーツを行っていない間、特に会話する時には、マスクの着用を求めることが考えられます。(※)マスク(特に外気を取り込みにくいN95 などのマスク)を着用して運動やスポーツを行った場合、十分な呼吸ができず人体に影響を及ぼす可能性があることに留意するとともに、適宜周知することに配慮すること。」とありました。

日本テニス協会の『新型コロナウイルス感染症対策 ガイドラインについて』には「スタッフ(コーチ・フロント・施設管理者含む)は、プレー中以外マスクを着用する」とあります。参加者についての記載はありませんがコーチと同様「プレー中以外はマスクを着用」となるのでしょう。

つまり「必ずマスクをしてください」はジムと同じ運用でちょっと厳しめなルールだと思います。

軽率な行動を取った方が複数居て、スポーツジム施設が「クラスターだ」とやり玉に上がり、休業を余儀なくされた経過はあるものの、既に気温も上がってきた中、マスクをしながらテニスをするって個人的にはちょっとイメージが沸かないのです。

どうなるか分からないけど、急ぎ用意しないといけない

テニスをする際にマスクを着用するとして、現状、スポーツ用のマスクというものはその定義義すら決まっていない分野だと思います。

ご存じの通り、日常的にマスクをするような国は少数派です。マスクは本来医療用で英語では “surgical face mask” といった言い方しかできません。“mask” だといわゆる仮面。通勤風景で皆がマスクをしている日本の様子は海外では不気味に映っていたとも聞きます。

だから、日本で「スポーツする際もマスクをすべき?」という発想があっても、海外でそんなニーズが生まれる事はないでしょう。(スポーツ用品って世界的に認知され日本に入ってくるものが多いですからね)

ネットを見ても、国内各社が思い思いに従来型のマスクを改良して『スポーツでも使えるマスク』を発表してみたり、サバイバル用の “防塵” マスクをスポーツマスクとした宣伝したり、いかにもファッション性重視といった作りの製品があったり。(個人的に黒いのは怖い)

スポーツ用マスク

営業を再開したテニスショップでも聞いてみましたが「問い合わせはあるものの、現状では主に女性向けとなるUV対策・日焼け防止のフェイスマスク(フェイスカバー)がある位」という事でした。

だから、必要だとしても、まだ製品として市場で確立されていない「スポーツ用マスクそのものを探す」のではなく、「スポーツ用マスクとして使える製品を探す」というのが現状に合う探し方かなと思いました。

Buff のCOOLNET UV+を買う

今回はBuffというメーカーのCOOLNET UV+という製品を買ってみました。

Buff COOLNET UV+

価格は税込みで2,970円。(アメリカでは20ドルらしい)

この製品、私は知らなかったのですが、山中伸弥教授が「ジョギング時のエチケットとしてマスクやBuffを使いましょう」と言われていたみたいですね。

ジョギングエチケット

いつも通りAmazonで購入と行きたい所でしたが、商品の表記が色々あって選びづらかったのでYodobashi.comでオーダーし、店頭で受け取ってきました。

日本では野球用品でおなじみのゼットさんが扱っているようです。

ヨドバシカメラにも何種類か普通に在庫がありました。テニス用といった縛りのない製品なので色々な用途で様々な方が買われていると思います。

Buffはバイクレース出場者だった創設者がオートバイで山林を走る際、首と頭を保護するために開発したのが始まりだそうです。

日本ではその使用方法からこれを『ネックウォーマー』と説明する説明を見ますが、メーカーサイトにおいてこのCOOLNET UV+という製品は MULTIFUNCTIONAL HEADWEARというカテゴリー、『多機能帽子』といった感じです。

身に付け方の例を見ればそれが分かりますね。

 buff

使い方の一例として口を覆うような身に付け方ができる製品という事になります。

気になるのは息苦しくないか、暑くないかといった点

この先、いつまでマスク着用が必須となるのか分かりませんが、既に気温は30度を超えてきています。私が通うテニススクールは屋内コートですが、冷房はあっても夏場は熱がこもりがち。レッスン中も結構暑いです。私自身、かなりの汗っかきでもあり、一般的なマスクを着用しテニスをするのはかなりシンドそうです。

夏場のテニス

従って、スポーツ用マスク相当として使う製品で気になる要素は、

「着用してテニスをして息苦しくないか?」

「首に通し、口を覆う身に付け方をした際にテニスをしていて暑くないか?」

の2つです。

ただ、どんな製品でも、普通にネット検索するだけだとメーカーの商品画像をそのまま使った通販サイト等が上位を独占してしまうのが残念ですね。「スポーツマスクのおすすめ10点」といったタイトルでも実際使っていないであろうメーカーの宣伝文句と製品スペックの羅列だったりします。(コンピュータが製品検索して自動で記事が出来上がると聞きました)

生地の厚さとか、伸縮性、通気性、サイズ感等、具体的な情報が分からないまま「まぁ、買ってみるか」となってしまいがちです。繰り返し使う事を考えればそんなにお高い商品でなかったので今回は悩まず買えましたけど。

製品を見てみる

BuffのMULTIFUNCTIONAL HEADWEARカテゴリーにはいくつかの製品があり、ORIGINALと付く製品より、こちらのCOOLNET UV+の方が生地は薄く通気性が高いという事だったのでこれを選びました。UPF50の紫外線カット機能付きだそうです。

また、COOLNET UV+にもINSECT SHIELDという虫よけ効果が付いたものもあり、そちらは1,000円ほど価格が高いようでした。今回は必要ないので選んでいません。

後は色と柄ですね。ゼットさんのサイトを見ていただけると分かりますが結構凝ったデザインが多い。白や黒が多いマスクと違って「そういうものだ」と思って使用する感じでしょうか。自分が着用したイメージが沸かないのでどの色、柄を選べばよいのか悩みますが、在庫があった商品からせっかくだから今回のデザインを選びました。

MERAK MULTIというデザインです。(MERAKはインドネシア語だと孔雀のようですが、懐かしいスーパーカー『マセラティ メラク』はおおぐま座ベータ星が由来。何かが由来で多彩、多様なデザインという事だと思う)

下のネット写真は紫がかっていますが、購入したものと同じ色なら、実際は全体的にもっと赤っぽい印象です。

Buff COOLNET UV+

こんな状態で店頭に並んでいました。

Buff COOLNET UV+

本当にただの “筒状の” 布地 (笑)

製品写真だと筒状の輪っか(?)が途中に存在している感じに見えますが、筒状に縫っただけの一枚布でした。上下は切りっぱなし。縫製等はありません。生地を見てもほつれたりはしなさそうですが洗濯時は気を付けたいです。(洗濯は水温40℃以下、漂白しない、アイロンがけしない、ドライ・乾燥機不可)

Buff COOLNET UV+

サイズは幅が23.5cm長さが54cmほどです。

素材はポリエステル95% 、ポリウレタン5%。リサイクルペットボトルからのもの。素材や織り方もあるのか乾きやすさもあり、銀イオンによる抗菌効果も持つようです。

生地の厚みと伸縮性

生地の厚みはユニクロのエアリズムのインナー辺りに近いかなと思いました。生地の透け具合も似ているかも。例えが分かりづらくてすいません。

生地は「伸びる」と言うより「広がる」という感じ。一定以上は広がらないし、頭を通すので精一杯な位です。軽めのコンプレッションシャツやタイツ位の引っ張った際の硬さでしょうか。それらほど生地は伸びていきませんが。

ラケットに被せた状態で引っ張るとこの位。結構しっかり収縮します。

Buff COOLNET UV+

幅が23.5cm (円周で47cmで) すから、男性が頭を通し、首の位置から上部が口を覆うように庄着しても “スルッと” 落ちてしまう感じはないです。男性の頭の周囲 (頭囲)は 55cm位でしょうか。しっかり密着する、軽くですが圧迫されている感じはあります。

Buff

ただし、伸縮性故にそのまま頭を通して装着すると少しずつ下に引っ張られ、ズレていきますね。

このため、(ネックウォーマーでもそういう使い方をすると覆いますが) 長いまま首に通して使うのではなく、内側に曲げるように中央から2つ折りにし、折った側が上 (鼻側) に来るよう頸に通して使うのが良いと思いました。

筒状部分を内側に2つ折りにして2枚重ねで半分の長さに

Buff COOLNET UV+

また、上の写真のように周囲が同じ高さになるように引き上げて付ける(バンダナ風?)より、立体型マスクのように鼻にかかる部分だけ引き上げ、後は耳の下辺りで調整して装着する方が良い気がしました。

 

それでも、口を動かすとズレ落ちてきてしまうのは避けられないですね。誰かと話す際は都度、装着具合を手で調整する事になりそう。(でも、不織布マスクでもそうなります)

外国の方の体形だともう少し装着感がキツさがるのかもしれません。

通気性

2枚重ねで装着しても息苦しいといった事はなく、口や鼻からの息が溜まって内側が暑くなってしまう事もないです。口にエアリズムのインナー2枚重ねで当ててもそんなに息苦しくはないと思います。そんな感じ? 眼鏡をしている方でも曇りにくいかもしれません。

速いテンポで「息を吸う、息を吐く」を繰り返しても暑くなったりしない位。

十分な通気性があるようです。

2つ折りにせず長いまま頭を通して装着すると首部分に生地が余り、呼気の熱が首の方まで下がってくる感覚があったのですが、2枚重ねにする事で首の付け根部分が空くので下に首周りに熱が籠らなくなりました。

ただ、2枚重ねのためか装着時に少し鼻がムズムズします。(匂い等のせいではない。購入状態では少し印刷インク(?)っぽい匂いがするけど)

1枚だとその感覚はなかったので内側と外側で生地がズレて鼻の部分で段差ができるのかもしれません。洗濯してく事などで、すり合わせがこなれてくると良いですが。

まとめ

装着した際に鼻の部分が少しムズムズしますが、この部分に、少し生地を集め、余裕を持たせるようにして使ってみようと思います。

通気性もよく、呼気で内部に熱がこもる事もないようです。

息が上がらない、呼吸が激しくならない程度の運動強度、ウォーキング、ジョギング、トレッキング、ロードバイク辺り? テニスもスクールレッスンなら大丈夫かもしれません。

また、触った際、生地が薄くて心配でしたが、2枚重ねにする事で「マスクより効果がないのでは?」といった質問にも説明ができそう (※)です。

※私が通うテニススクールの運用ルールでは「マスクの他にネックガイザー (いわゆるネックウォーマー) のようなものでも可」となっています。ご利用される施設でこのような製品が “マスクと同等” として使用できるかは予めご確認ください。買ってから使えないのでは勿体ないので。

「何それ? 大丈夫なの?」といった話には「あの iPS細胞の山中教授が推奨していた “バフ” という商品ですよ」で良いかもしれません。

取り合えず、暑い中、不織布マスクを装着してテニスをやる状況は回避できそうです。

ある程度、暑い中でも利用できる、しっかりテニスをやってみてもズレたり呼吸が苦しかったりといった事が “大きく” 起きなければよいなと思います。

なお、使用してみた感想は後日追記できればと思います。

追記:ヨネックスさんのスポーツフェイスマスク

ヨネックスさんからこういう商品が発売されるらしいです。西岡良仁選手が紹介されていました。

どの程度の回数洗濯して使用できるか分かりませんが、涼感効果もあり、税別840円なら手軽かもしれません。

追記2:Buffを装着してテニスをしてみる。周りの様子や運用ルールの中身は?

テニススクールのレッスンで約90分、Buffを装着した状態でテニスをやってみました。

因みに周りは一般的なマスクを着用されている方が殆どで、上級クラスだとUVカット・日焼け防止のフェイスカバーを使用している女性が何人か居る位。普段から外で使っていたものでしょう。Buffのような製品を使っている方は見ませんでした。ただ、コーチ達は製品を理解していて一目見て「問題ないよ」と言われました。

「テニスレッスン中には必ずマスクを着用してください」という指示ですが「集合時やウォーミングアップ時、話す際等はマスクをしてほしい。ただ、気温もあり運動もするのでラリー中等、息苦しいようなら外してもらっても構わない」というコーチの説明でした。この辺りは現場によって違うのかもしれません。

準備運動、球出し練習時の列数、休憩時やボール拾い時など、密になり過ぎない、可能な限り2m位の距離を取れるようよう指示がありました。ただ、元々クラスに所属している人数があるので「参加できる人数を減らす」といった事はありませんでした。振替等で参加する方も含めた最大参加人数は制限してあるのかも。

自粛前からですが、周囲の窓が解放されている部分があったり、コート周囲の美品、広告、試打ラケットの類は片づけられています。

レッスン内容は自粛前と大きくは変わりませんが、全体の運動負荷が上がり過ぎないよう、当初は、打ち合う練習の時間を減らし、最後にやる試合形式の時間を長めにしようという方針のようです。2か月近く運動していない方も居るので「怪我をしない」配慮をした内容になっています。

全員でボールを拾う時間がどうしても密になりやすいですが、全体練習中でも周囲のボールを集めておけるようコートの隅にボール拾い専用カゴを置く等の工夫もしてありました。

Buffを装着してのテニスですが、ある程度、息の上がるペースでラリーをしていても殆ど気にならない位の “通気性”があります。約2か月ぶりのテニスなので感覚を確認しながらですが、ボールを打っていてもBuffを装着している事自体はあまり気にならないです。

ただ、ボレーやタッチ系のショット等はより感覚を強めるので『顔に何かが触れたままの状態』が少し集中しづらく感じました。これは普段からマスク着用でお仕事されている方なら気にならないのかもしれません。

『乾きやすさ』は感じます。室内でも運動中は暑く、たびたび頭や顔の汗をタオルで拭くのですが、Buffを装着している首回り、口や顎の辺りが「汗で濡れている」感はありません。自分が汗をかいているのでBuffが濡れていても気にならない位の表面のサラッとした感じ(?)があります。レッスン後、外しても触って「濡れている」感じはありません。

新品時で「装着時、鼻の部分が少しムズムズする」と書きましたが、洗濯したためかテニス中も気にならなくなりました。インクっぽい匂いも洗濯して気にならなくなりました。

装着した状態でコーチや周りの方とお話しましたが、2枚重ねの状態なら適度に密着し「話すだけでズレる」という事はありませんでした。汗を拭く際、水分補給をする際、外す、直すを繰り返すのでそれで気にならなかったという事もあると思います。

汗を拭く際の他、水分補給時は必ずBuffを大きく下げるのですが、再び引き上げて口や鼻を覆う際、汗の水分もあるのか2枚重ねの表側・裏側がズレていきます。途中、一度、頭から外して2つ折りを直して再装着しました。

1回、レッスンを受けてみただけですが、夏場のテニス、汗のかき具合、息の上がり方、Buffを装着していても装着していなくても「あまり変わらないかな」と思いました。確かに首回りや顔を覆っている事で「暑い」のですが、そもそも気温や運動する事による『暑さ』の方が勝っています。テニスをしているとBuffの存在は次第に気にならなくなる (慣れる) と思います。水分を補給する際にBuffを下げる、それを戻す際、装着具合を直すのがちょっと面倒な位。マスクだと再装着やズレを直すのが簡単ですからね。でも「マスク不要」に近い状況になるまで使うのは問題ないかなと感じました。

追記3: 慎重に選び、気を付けて使用したい

購入して以降、5~6回テニススクールのレッスンで使用していますが、梅雨時で雨の日も多く湿度が高い、気温も上がっているという事で「確認を取ってラリー中やゲーム中は外させてもらう」等しています。(集合や控えで距離が近くなる際はしています)

一度、酸欠気味になり軽くめまいがしてしまいました。

やはり、鼻呼吸をしている分には気になりませんが、息が上がって口呼吸になると口に触れる辺りが湿ってきて息がしづらくなります。乾くのですが、汗と呼気に追いつかない感じです。

まぁ、夏場にマスクをしながら負荷の高い運動をするというのが無理があるでしょう。

最近、アンダーアーマー社がスポーツ用マスクを発表し、品切れになる程の人気と聞きました。

最初に述べたように『スポーツ用マスク』はまだ確立されていない製品であり、夏場、暑く湿気の多い日本の気候で使用された際にどの位使えるのかという事例が整っていない状態です。

各社、この市場でシェアを取りたいと動いていますが、とりあえず「スポーツマスクと言えば〇〇社の製品」となった時、その製品を使って熱中症等による被害が出たらSNS/ネットのこのご時世、そのメーカーは厳しく叩かれる気がします。

だから今「様子見」している大手メーカーが正しいのでしょうし、利用する側、問題が生じるかもしれない “我々” は、今はまだ慎重に製品を選び、気を付けて使うべきだろうと思います。(大手メーカーだから大丈夫、評判が良いから大丈夫ではなく、本当に気を付けてくださいね)

 

タイトルとURLをコピーしました