16×19と18×20の打感の違い
ストリングパターンの違いに関する単純な感想だけ。
通常使ってるラケットはPURE STRIKE TOURで18×20のストリングパターンです。
それ以前に使っていたのはPURE STORM TOURで16×20でした。
どちらもフェイスサイズは98インチです。
PURE STIRIKEは元々フレームが硬めでしっかりしているのに加え、18×20のストリングパターンと重量(320g)もあり、ボールに打ち負けずにガッツリ叩ける感じがあります。
その分、タッチショット系は気をつかうし、スピンをがっつりかけるのも難しいです。
因みにPURE STOROM TOURの打感は
PURE STORM TOURはPURE STRIKE TOURに比べて、ボールが当たった際に打感が柔らかいです。
PURE STORMはボックス形状のラケットですし、いわゆる「しなる」と言われる範疇に入るのですが、それをすごく感じるわけでもなく、当たった際に反ってる感じだなぁ位でそれが打感の柔らかさに繋がっているのでしょう。
その曲がりのしなやかさをあまり感じない分、ラケットフェイスの枠とガットでしっかりボールを支えるという感じでしょうか。
ただ、あくまで個人的にはですが、このフレームのしなりとラケットフェイスのとガットでボールを支えるというバランスが、ボールに当たった際にフレームがブレる(揺れる)感じを受けます。
フレームがしなってラケット全体でボールを支えるとういうより、ラケット面の枠が支える部分が強いのでラケット面にブレが出やすい(?)という気がします。バボラのラケットはアバウトに当たっても飛んでいきますが、PURE STORM TOURはしっかりとボールに当てないと気持ちよく打てない感じだった気がします。
PRO STAFF97 の打感
これに、今年、興味もあって、PRO STAFFf97 (無印)を追加購入して使ってみたわけですが、PRO STAFF 97はPURE STRIKE TOURよりもフレームが柔らかく感じます。
前述のPURE STORM TOURはしなりとボールを支える部分のバランスが打感に出ていると思うのですが、PRO STAFF97はラケット全体がしっかりとしているのでしょう。
ボールが当たった際の打感がPURE STORM TOURよりも不快感が少ないと感じます。
PURE STORMの元祖が出たのはもう20年位までなので、その辺りは設計が新しいことが関係しているでしょうか。
16×19と18×20で打感の違いがある
ただ、PRO STAFF97を打ってみて感じるのは、ボールを捉えた時の何とも言えない「頼りなさ」です。
PRO STAFF97のストリングパターンは16X19です。
フレームが負けている訳ではなく、本当に当たった瞬間にほんのわずか「ぐにゃ」というかガットがたわんでるのがわかります。(張っているガット及びテンションは同じです。)
これは、純粋に16×19と18×20の違いが大きいのだろうなと思いました。
18×20のしっかりさ、かっちりさ、相手のボールに影響されない感じに慣れてしまうと、フレーム厚もあり、割合しっかりした作りのPRO STAFF9797でも頼りない打感に感じてしまいますね。
PURE STRIKE TOURは打感が硬めなので余計にそう感じるのでしょう。
ラケットが異なるとは言え、ストリングパターンが異なる分、16×19の方が18×20よりも硬いテンションで張らないと打感が同じようにならないのだろうと思いました。
もちろん慣れが大きいでしょうから使っていれば違和感はなくなるでしょうし、16×19の方が有利な面もあります。スライスが乗りやすいし、ボレーのタッチも出やすいです。スピンはあまり得意ではないのでそんなに変わらないかもしれませんが。
320g近辺で18×20のラケットは選択肢が少ない(スピードPRO、プレステージ、CX tour 18×20版とか)ので、使える間は使っていきたいなぁと思います。
と言いつつ、PURE STRIKEは来年なくなっちゃうかもしれませんが。。