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みんラボさんがYouTube動画を再開されるみたいです (テニス)

みんなのテニス研究所(みんラボ)さん

テニススクールの入門クラスから始め、6年半経っても上達せず、初中級 (初級と中級の間) クラスの底辺に居た私が、それまでの取り組みを改め、「誰もが一定レベル (上手いと言われるレベル) まで同じように上達するための理解」について考え始めたのが2012~2013年位だったでしょうか。

当時は国内でテニスYouTuberさんと言える存在は皆無で、意識高い系コーチ (当時は収益とか考えにくかった) が説明動画をひたすら上げている (すぐにネタが無くなり、本業の忙しさで止まる)位。

私は、どこに行っても見聞きする「フォアハンドはこうやって打つんですよ」というお決まり説明や文言ではない情報が欲しかったので、ひたすら海外のテニスコーチが投稿する動画を英語で見ていました。

その頃に見つけて参考にさせていただくようになったのが、みんなのテニス研究所[みんラボ] さんのYouTubeチャンネルです。

コミュニティーみんラボ
ブルボンビーンズドームを拠点として活動する選手・アカデミーからの情報発信! 【みんラボ】では、フリーの情報を提供することで、テニスを愛する多くの人がつながることを1番の目的としておりますので、是非ホームページも見てください。 みんラボホーム...

みんラボさんは元デ杯監督の竹内映二さんが主宰される団体がテニス振興のために設立されたコミュニティー。正確ではないかもしれませんがそんな理解をしています。

当時の動画はだいぶ整理されていますが2014年位からのものでプロの練習内容、各ショットをうまく打てるようになるためのヒント等を最先端に近い情報を踏まえて解説される点が特徴的でした。所属される選手、動画に出られる選手も国内大会や海外・グランドスラム大会で成績を残されておられる方々 (加藤未唯選手、日比野菜緒選手、仁木拓人選手、清水悠太選手等々) も多く、プロ選手達の普段の練習、大会前の練習の模様が見られる限られた機会でもありました。

私が色々と考えてみて実践し、だいぶまともにテニスが出来るようになった (スクールで言えばとりあえず上級) のもみんラボさんの情報があったからこそとも言えます。

※私は入門から始めたテニススクールに通い続け、他では全く教わったりしていません。考え方を改めなかったら今も初中級の底辺に居たと思いますし、私が出来る位の、恐らく殆どの人が出来るであろう事をやってきただけだと考えています。

みんラボさんがYouTube動画を再開されるみたい

参考にさせていただいていたみんラボさんのYouTube動画ですが、2017年の秋位に更新が止まってしまいました。

以降もFacebookでは発信されていましたし、雑誌連載等と連動した情報も出されていましたが残念には思っていました。

でも、今回、新型コロナウイルスに関連し、大会がなくなった、練習が出来ない選手達を応援するためにYouTube動画の投稿を再開される事、そして収益化に挑戦し、選手やコーチへのサポートに充てたい旨、Facebookに投稿されました。

みんラボさんのYouTubeチャンネルを見られている方は大勢居られると思いますが、テニスYouTuberに分類される方々の動画が日々の娯楽 (見ていて楽しい) に近いとするなら、自身のテニスへの理解、自身の上達への取り組みのために「普段見聞きするような説明」以外の情報も積極的に得るようにしていきたいです。

聞いたことのない説明、知らない情報が分かりづらく感じるかもしれませんが、それを理解しようとするなら今まで持っていなかった理解や情報を求める必要があります。

その繰り返しが理解を深めます。

それを面倒に思い、1度見えて表面上の違いだけを受け取り、簡単に「参考になる」とか「これは間違いだ」とか言ってしまうようだと得られたその機会が勿体ないだけだと思います。

「面倒なのは嫌」「手っ取り早く上達したい」その繰り返しが劇的な上達が得られず、ずっと同じようなレベルに留まっている現状に反映されているのかもしれません。

私は根拠を示して説明される情報が欲しい

繰り返しになりますが、あくまで「私は…」ですが

「昔から続いているテニスの基本。どこででも見聞きする、どのコーチでも使う打ち方の説明、伝える文言では上達できないな」

と思っていました。

最終的には個々の感覚に落とし込んでいくにしても、私の場合、「(それに意味はなくても) 一旦、自分の頭で理解、整理してからでないと身体が動かせない」タイプです。

何かのアトラクションに乗るとして「〇〇と××、これらの安全への配慮がされているからここで立っても大丈夫ですよ」と説明されれば立てますが「大丈夫ですよ。もう10年やってますけど怪我された方居ませんから」では立ちたくありません。

テニスで言えば、

・「ボレーはラケットを振るな」と言いつつ見本を見せるとコーチは振っているように見える。

「振るな」と動作限の指示をするから力んでしまいぎこちない、咄嗟に動かす打ち方になる。「ボレーではなぜ振る必要がないか」を根拠を持って示したら教わる側はきっと「振る必要がないんだ」という理解になると思う。

(飛ばすエネルギーは飛んでくるボールと加速したラケットの両方が持つ。飛ばす距離が短く、相手ボールの速度も落ちていないネット近くで打つなら「一生懸命ラケットを加速させて打つ」には時間もなく、正確にも当たらない。だから相手ボールのエネルギーをうまく使う打ち方の方が向いている等)

tennis volley

・「体重移動をして打たないと相手のボールに打ち負ける」と言いつつ「体重移動が何を指し、どう影響するから打ち明けないか」の情報を示せない

打ち負ける例を見せて「な、こうやって体重移動しないと打ち負けるんだ」と「言いたい事分かるだろ。な、な。」みたいな聞く側に曖昧なままの同意を求める感じ。

(横向きの準備で両足の中央に回転軸があると身体が回しづらい。だから前側脚上に回転軸を移動させ、足先から頭までで回転できるようにする。同時にフォア側ショットは横向きで身体後方に下げた利き腕肩の位置を身体の前側に戻す距離でラケットを初期加速させている。バック側は準備からインパクトまで利き腕肩の位置は身体の前側にあり変わらない。ボールのエネルギーを押し支える、ラケットのエネルギーをボールに伝える際の衝撃を身体や足で受け止めるためにも利き腕肩と腕は身体の前側にある方が望ましい。だから体軸の前方への移動 → 体重移動を行っている。後ろ脚上に回転軸がある状態、前側の足を上げた状態で打っても打ち負ける事は無いし、オープンスタンス系では目に見える体軸の移動(それが体重移動と言うのなら)が見られない説明がつかない)

tennis forehand tennis forehand

従来からの指導手順、説明内容が「間違い」と言いたい訳ではありません。意味がないならこれだけ続かないでしょう。

ただ、説明してるコーチはある意味 “勝ち組” であり、同じ指導を受けても「出来るようになった側」の人達に思えます。(「私は…」ですけど) コーチ達以外にその何十倍も「同じ事を習ったけどできるようにならない」人達が居たと思いますし、出来ないまま、テニスを止めているかもしれません。出来るようになった人は出来ない頃の気持ちは薄れてしまっているかもしれません。

だから私は自分の上達のため、

「誰もが一定レベル (上手いと言われるレベル) まで同じように上達するための理解」

について考え始めました。

人の身体の構造や仕組み、機能は皆共通してきます。ボールが飛び回転がかかるも物理現象でしかありません。テニスは確率を重要なスポーツです。だから「望ましい打ち方」が言われる訳ですが、それは “打つ形” ではなく、なぜそういう打ち方になるのかを自身で理解し、説明できるようになっているのが「上達に直結する」と考えます。さもないと日々変わる感覚頼りのテニス。感覚を保つために沢山ボールを打つ。でも一旦狂った感覚は容易に戻せませんよね。)

tennis forehand tennis forehand tennis forehand

みんラボさんが発信される情報が正しいとか正しくないとか専門家でもない私にはわかりません。先日、鈴木貴男選手の解説動画をよく参考にしている理由について書きましたが、

きちんとした根拠を伴って「ボールを打つ」という事を説明しようとしている情報

だから参考にしているのであって、

それを知り、考え、自分の上達にどう役立てるかはやっぱり自分次第

です。

私は「自分のテニスを上達させるのは結局自分次第。コーチや周りの人ではない。」と思っています。

世界No.1コーチに教わっても言っている事が理解できなければ時間や費用が勿体ないだけですし、トッププロの感覚をデータとして直接コピーできる訳でもありませんからね。

以前と違い、国内のYouTubeでもでも有用に思う情報を見かけるようになってきました。

もちろん海外の動画投稿も引き続きチェックしています。

みんラボさんはYouTubeでの収益化が選手やコーチのサポートになればと言われています。

選手個々を応援する、応援し続けるのは大変です。サッカーや野球のチーム単位 + 個々の選手という形と違い、テニスでは基本的に個人ですからね。

baseball tennis

だからプロ選手を直接的にサポートされておられるみんラボさん (みんラボさんが含まるグループ) を通して少しでも選手の皆さんのサポートが出来れば良いなと思います。

過去動画も含めて繰り返し見ていく中で今まで気づかなかった部分、新たに参考にできる点が出てくるかもしれません。

後、みんラボさんのトレーニングには、岡村恭香選手も参加されています。

岡村恭香 (@KyokaOkamura) / Twitter
橋本総業ホールディングス所属 *Wilson*FILA TENNIS*Beautyline*Colantotte*ドリームファクトリー*FEET in DESIGN*タケヤリ*アクトス🙏🏻💓 DM出来ませんごめんなさい🙇🏻‍♀️写真右は兄@...

素敵な選手なので、ぜひ応援してくださいね。