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夏テニス、冷却・暑さ対策グッズをどうするか? (テニス)

夏テニスはしんどい

私はかなりの汗かきなので夏場のテニスはしんどいです。

テニススクールの1回80分のレッスン、室内コートなのは幸いですが、タオルは2枚を用意し順に使っていますし、途中でシャツも着替えています。(着替える際、シャツはビシャビシャ)

7月も終わりになりようやく夏らしい天気になってきましたが、秋に入っても暫く暑いままかもしれません。

今更ながら夏の暑さ対策をどうしようかと考えました。

水筒: サーモス スポーツジャグ

2年ほど前から水筒はサーモスのスポーツジャグタイプを使っています。

以前は、同じサーモスの真空断熱タイプ、外装が金属製の大きめな水筒を使っていたのですが、2年程前に

「スポーツドリンクの成分がステンレスなど金属製の水筒に影響を与える」

といった話を聞き、買い替えを期に合成樹脂製に変更しました。

「金属製の水筒にスポドリ、絶対NG」って本当? 研究機関、メーカーに聞くと...
金属製の水筒にスポーツドリンクは「絶対NG」――。歴史的猛暑で熱中症対策の必要性が盛んに叫ばれるなか、インターネット上には、こんな注意喚起をするネットユーザーが相次いで現れている。スポーツドリンクは酸性の液体のため、金属が溶け出して中毒を起...

※サーモスの真空断熱タイプにも「スポーツドリンク対応」をうたった製品があります。私が以前使っていた製品がそうではなかったという事です。

金属製に比べて軽量で他のテニス用品含め持ち歩くのに都合が良いですし、うっかり落としても施設、水筒共に損傷が出にくいです。(重さは800g程。サーモスの真空断熱スポーツジャグは1,100gのようです。)

取っ手が大きいので練習中に持ち運びながら飲むのにも向いていると思います。

大きめなので両手で掴みやすく、置いた際のバランスも良いです。

人によってはマイナス面になるだろう点は保冷時間

1/3ほど氷を入れた状態で水を1L強入れる位で使っていますが、氷が残る、冷たいと感じる温度が保たれる時間はだいたい3時間ほどでしょうか。

プラスチックに発泡スチロールのような断熱層が挟んである構造でしょうから仕方ない部分ですが、真空断熱タイプだと倍以上の時間、余裕で氷が残っていたりします。

第二に耐久性

外装含めた部品自体の耐久性はかなり高いと思うのですが、フタ部分に挟んであるシリコン素材のパッキンが先にダメなりました。

外して洗っておりましたが、9ヶ月程ではめ込むのが難しくなり、蓋が完全に回りきらなくなり、1年でパッキンがはまらなくなりました。

もちろん私の使用状況にもよるとは思いますが、以前の真空断熱タイプは同様の素材でも3年以上使えていたので少し残念です。(蓋の大きさや構造上の違いが大きいのかもしれません)

多少重くても長持ちして保冷時間も長い方が良い方ならスポーツドリンク対応のスポーツジャグタイプも良いと思います。お値段は3,400円位です。

スポーツドリンク: クラシエ スカイウォーター ライチ味

先日も書きましたがテニスの際に飲むスポーツドリンクはクラシエのスカイウォーター ライチ味を使用しています。

昔は「運動する際に水を飲むな」という時代で、そこに「運動時にスポーツドリンクを飲むべきだ」というマーケティングを持ち込んだ飲料メーカーの戦略は大成功した訳ですが、最近は、

「(我々のレベルの運動負荷で) スポーツドリンクを飲む意味はない」

という話も聞きますね。

まず、製品の成分表示を見ても

「スポーツドリンクやOS-1を飲んでも点滴で使う生理食塩水の代わりにはならない」

という点があります。

「軽く運動して汗をかいた。」

といった場合は

汗により電解質が失われる量が少ないので失われた水分を補給する事がメインとなり単純には「水を飲む」という事になる。

「1時間以上汗を書き続けている。ダラダラと汗が止まらない。」

といった場合は、

喉が乾き、血液の塩分濃度が薄まる所を変に塩分濃度が低い飲み物を飲む事で身体が塩分濃度を調整しようとして脱水状態が改善されにくいようです。(深刻な状態下では変に塩分濃度の少ない飲み物を飲む事の方がマイナスという事)

同時に「スポーツドリンクにはかなり多めの糖分が含まれている」という事もあります。

ポカリスエットの炭水化物(≒糖質)の量は1Lに72g。200mlで言えば糖分12gとなり「微糖でない普通の缶コーヒーと同じ位の糖質量」となる。運動しながら缶コーヒー5本をガブ飲みしているのと変わりません。

スカイウォーターの糖質量はポカリスエットの1/4程。飲むことによる効果うんぬんより、

「必要なのは汗で失う水分と多少でも体温を下げること。気分転換として “味のある飲み物” を飲んでいる。糖質量が少ないのはありがたい。」

と言った理由で選んでいます。

冷却タオル: Max Cooling Towel

最近よく見かけるようになったのが冷感タオルと呼ばれる製品です。

素材や作りは様々ですが多くが『気化熱』を利用しているかなと思います。

水は蒸発する際、周りの温度を奪います。タオルに染み込んだ水が気化する際に体温を奪い涼しく感じるといった仕組みです。

仕組みは違いますが「吸湿発熱」という、繊維が水分を含み繊維が擦れ合わされると水分同士が擦れて熱を持つ仕組みを使っているのがユニクロのヒートテックです。冷感とは違いますが繊維に工夫をして『毛細管現象』を起こし、汗を吸い取りやすくする、サラッとした肌触りを実現する製品がウェアにもありますね。代表的なものがユニクロのエアリズムです。

「物は試し」と買ってみたのがMISSION(ミッション)のMax Cooling Towelという製品です。

MISSION Max Cooling Towel 1

ラフィノさんのYouTubeチャンネルで紹介されており、去年も見たことを思い出して購入してみました。(ただ、急ぎ使う予定があったのでAmazonで購入)

今年の熱中症対策もMISSIONで!!

パーティクルエステートブルーという色を選択。

表面にシルバーっぽいロゴが付いていますが、1回洗濯したら表面の塗装が剥がれたのか透明に近くなりました。(剥がせないので取る前提という訳ではなさそう)

MISSION Max Cooling Towel 2

生地は説明が難しいのですが、厚めのTシャツより薄い位。結構しっかりしていて、引っ張っても大きくは伸びないです。

ラフィノさんの動画のように長い辺には少し伸びるけど短い辺には全然伸びないですね。

表面に光沢があり、そういう用途も考慮してあるのでしょう、首に巻いて使うのにちょうど良い厚みと剛性(型崩れしづらさ)があります。下は明るく見えますが上の写真に近い濃い青です。

MISSION Max Cooling Towel 3

そういうイメージを持たれると良くないのでしょうが「硬めの生地で作られた厚手のメガネ拭き」といった感じがします。

一般的なタオルのように水分を取り込むための織り目の凹凸がないので肌に触れてもさらっとしています。

素材はポリエステル、ナイロン、ポリウレタンの一種、化学薬品を使っていないのが特徴ということです。

製法上の仕組みで冷却効果を出しているので選択しても効果は落ちないらしい。

海外の商品紹介チャンネルでの動画

動画の説明のように濡らして軽く絞り、湿った状態で「パンパン」と左右から引っ張ってみたのですが、

「確かに体に触れている部分は涼しく感じるが、タオルに体温が奪われるほどではない」

ですね。

つまり、

上がった体温を下げる冷却効果」

ではなく、

「日差しの下で首に巻く等して体温上昇を防ぐ使い方」

の方が合っていそうです。

UVカット効果もあり、首にも巻きやすい構造、化学薬品を使っていない辺りがそれを物語っていそうです。ウォーキングとか夏山登山とか良さそうですね。

なお、使用して間もないせいか「濡れたままで放置していると、こういう生地特有のニオイがする」ので、出来る範囲で、まめに水洗いし直して使う方が良いと思いました。

でも、もう少しタオル感があって肌に密着し、直接的に身体を冷やすような効果があると私の用途には良かったのですが、最近出ている安価な冷却タオルは

「ぐるぐると振り回しても、このタオルほどの冷感すら得られない」

気がするので、用途が合うなら検討されても良いと思います。

お値段は2500円ほどだと思います。

化学冷却グッズ: 冷却パック ヒヤロン等

保管期間が長くなく、1つ辺りのコストも気になるのですがテニスをやる際、1つは持っておきたいのが化学的効果で冷却するグッズです。有名なものはロッテのヒヤロン等ですね。

ヒヤロン|健康雑貨|お口の恋人 ロッテ
お口の恋人ロッテのホームページです。今話題のヒヤロンをご紹介。

冷却パックには保冷剤のように冷凍庫で凍らせておくタイプもありますが持ち歩くのに少し不便です。

スプレータイプでタオルに吹き付けて氷が付くようなタイプもありますが、化学的に冷却しているので成分の匂いがタオルに残るという話があります。

テニス中、ずっと使うのには適さないですが、熱くなった身体を休憩の際に冷ますような用途、緊急的な使い方ならこれが良いのかなと思います。

1個あたり250円ほどしますが、ドラッグストア等で安売りしている事もあるので、気がついた際に自宅の救急用途も兼ねて5個程まとめ買いしたりしています。

これについては

「冷却ジェルシート(冷えピタ的な商品)」はダメなの?

と思う方も居ると思いますが、冷却ジェルシートはゲル (青い部分) に含まれた水分が蒸発する際の気化熱で冷たく感じるだけなので上で述べた冷感タオルと変わらないですし、含まれている水分量を考えればその効果も知れています。

身体の構造上「額に冷たいものを押し当てても体温は下がらない」ですからね。

(冷たく感じて心地よいだけ)

「額に貼る図を製品に掲載している時点でその効果は推して知るべし」でしょうか?

昔やメーカーの宣伝やTVの影響が強かったですが、最近はネットのおかけで製品の特性も広まるようになりました。このような図を掲載しているのはメーカーの「責任回避」の意味もあるのでしょう。(注意書きには用途や効能を書いてあったり)

首の後ろや脇の下、足の付け根等、太い血管の通っていて表面から冷やせる部分に凍らせた冷却グッズを当てる等しないと目的にそぐわないです。(「冷却ジェルシートを張って暑さを乗り切る」云々言う情報は根拠が怪しいですね)

屋外なら防止やサングラス、アームスリーブ等も

私はほぼ室内コートでやっているのですが、屋外なら日の高い時間帯は避ける他、帽子やサングラスは必須になりつつあるでしょうし、男性でも休憩中用に日傘等があっても良い位だと思います。

後、アームスリーブは一つ持っていると使い勝手の良い製品だと思います。

夏場用にはUVカット効果を重視して使用すれば良いと思いますし、肘に不安のある方にも付ける事による安心感が得られます。

私は汗をかくと(気化熱で)利き腕の肘が少し冷たくなる感じがあるのですが、アームスリーブをしていると汗が流れ落ちず、室内コートの冷房や扇風機の風の前でも肘が冷たくなりにくいように感じます。

高い製品ではないのでアームスリーブとして名の知れたメーカーの製品を1つ持っていれば使い勝手の良い製品だと思います。

テニス肘の予防になる、テニス肘の回復に効くといった事は言いません。該当する方は道具ではなく打ち方を直すべきなのでしょう。

色は白以外、濃い色が良いと思います。製品によっては洗濯で色移りして色が濁ります。