ATPツアーがライブ配信している練習コートの映像を見ていて気が付いたのですが、ディミトロフ選手が使っているラケット (PRO STAFF 97S) のカラーリングがまた不思議なことになっていました。
最近のWilsonはカラーリングを変えた宣伝がお好きなようですね。
どうもシティオープンから使っていたようですが、ディミトロフ選手は2回戦から登場して3回戦で負けている(2試合しかやってない)のでGettyimagesの写真があまりありませんでした。
写真で見ると、白と赤はわかりますがもう一色グレーが見える気がします。デザインは文字ようのでもあり、幾何学的な模様のようでもありますね。
赤、白、緑 (グレーではなく)ならディミトロフ選手の母国であるブルガリア国旗を意味しているのかなと思ったのますがアップの写真がなくてちょっとわかりません。
なお、PRO STAFFについては近々CV (カウンターベイル)版が出るという話のようなので、その動きと合わせてプロモーションという気もします。
USオープンに向けてアップの写真なり、情報なりも出てくるのだろうと思います。
追記: Wilsonのカスタムサービスでした。
ここまで書いていたら、WilsonのTwitter、Instagramのアカウントで情報が公開されていました。
Customization has arrived! Check out how @GrigorDimitrov created his custom racket then head to https://t.co/SLwHHFjnNH to design yours! pic.twitter.com/Hv3bzEfUMg
— Wilson Tennis (@WilsonTennis) August 7, 2017
Wilsonが新しくラケットカスタムのサービスを始めるのでそのプロモーションのためだったようです。

サイトを見てみましたが、PRO STAFF、BURN、BLADEの主要モデルで、フレームの色、ラケット面両端のラインの色、グロメットの色、Wilsonのロゴの色、フレーム内側に文字を入れたりできるようです。

HEADもカスタマイズサービスを提供していますが、今回のWilsonも米国限定のサービスのようです。(ユーザー登録が米国以外選べません。)
どの位ニーズがあるかわかりませんが、国際便の宅配で送れるなら海外からもオーダーできるようになると面白いかもしれませんが。 (国内でサービス提供するのは難しいでしょうから。)
2018年2月 追記: カスタムサービスが日本でも利用できるようになるかも。
Wilsonのアカウントが来年以降の数年で米国以外の国にもサービスを広めますとツイートしていました。

私はベルベットコーティングの触り心地が苦手で現行Prostaffに切り替えていないので普通の塗装で真っ黒な仕様にしたいですね。1度見ただけですがカスタムサービスでは3種類位の塗装からベースの黒が選べるみたいでした。