アンディ・マレー選手は2015年シーズンからアンダーアーマーを着用
マレー選手がそれまでのアディダスからアンダーアーマーのウェア、シューズを変わったのは2015年シーズンからで、もう3シーズン目になります。
ただ、アンダーアーマーのWebサイトを見ても製品カテゴリーに「テニス」がない状況がずっと続いていますし、「テニスウェア」と名のついた製品が海外通販等で見られるようになったのもこの最近です。野球やゴルフとはかなり位置づけが違いますね。
想像するに野球はゴルフと違い、テニスではアンダーアーマーの持つブランド特性が活かしにくいのだろうと思います。シューズを除けばテニスウェアはランニング用、トレーニング用との違いを説明しづらいですから。
アンダーアーマーのテニスウェア
海外のテニス通販サイトTenniswarehouseを見てみるとアンダーアーマーのウェアとして色々並んでいます。
ただ、テニスと名がつくウェアは1種類のみです。
これはマレー選手が試合で着用しているのと同じデザインですね。
全仏オープン2017のマレー選手
芝シーズンに入ってきているウェアは、これまでマレー選手が着ていたウェアより素材がアンダーアーマーっぽいというか、密着感があり汗をかくと体に張り付くような感じです。
首回りはV字で同じですが新デザインという感じに見えます。
国内でアンダーアーマーのテニスウェアは買える?
先日、アンダーアーマーの実店舗に行き、「国内ではテニスウェアというカテゴリーの商品を取り扱っているのですか?」と尋ねてみたのですが「男性用と女性用が各1種類 (だったかな?) だけで、国内は女性用が1店舗在庫があるのみですね。」というお話でした。
スタッフの方もマレー選手のウェアについて質問される機会も多いのだろうという印象でしたが、国内では「マレー選手と同じウェア」を買うのは難しそうです。
海外通販サイトを見てもマレー選手と同じデザインのウエアは59ドル位で決して高くはないと思うので、国内で買うことにこだわるより海外通販サイトで買う方が速いかもしれませんね。また、他スポーツ用をテニスでも着ても全く違和感はないはずです。
スローン・スティーブンス選手もアンダーアーマー契約
テニスウェアということで言えば、米国の女子選手であるスローン・スティーブンス選手もアンダーアーマー契約で、マレー選手よりも全然前の2010年から着用しています。
この写真の女性用テニスウェアはアンダーアーマーのサイトにも載っています。
スティーブンス選手は足の手術などでツアーに参加できてない状態ですが、ウィンブルドンから復帰予定のようです。
See you soon, @Wimbledon ? pic.twitter.com/qjbzf3a8UU
— Sloane Stephens (@SloaneStephens) 2017年6月18日
日本では知名度がないかもしれませんが、パワー感もありクレバーな印象のテニスをする選手で、本来であれば今頃TOP10に居てもいい (セリーナ・ウィリアムズ選手の次米国No.1を争うポジションだった) 選手です。
アンダーアーマーのテニスシューズ
ウェアを着始めて少し遅れてマレー選手はシューズもアンダーアーマーのものに切り替えている訳ですが、アンダーアーマーブランドのテニスシューズは海外でもまだ発売されていないようです。メーカーのサイトにも製品は載っていません。
マレー選手とスティーブンス選手ではシューズのデザインが違う?
マレー選手のシューズを見るとそれまで履いていたアディダスのバリケードに似ていて、特に契約切替時にテストしていたプロトタイプの頃は、ロゴさえなければバリケード?? というものも見かけられました。
アンダーアーマーの他スポーツ用シューズ、例えばランニングシューズを見るとソールの形が独特なのですが、このマレー選手のウェアとはデザインが全然違います。
これはプロトタイプの画像が出始めた頃からの想像なのですが、マレー選手がアンダーアーマーに切り替えるにあたり、アディダスがシューズの開発に協力しているのかなぁという気もしていました。
スティーブンス選手が以前から履いているシューズはアンダーアーマーのトレーニングシューズなどと似たデザインでマレー選手のシューズとはデザインが違うようなので余計にそういったことを想像してしまいます。