Microsoft Natural Keyboard Pro
Microsoft Natural Keyboard Pro (マイクロソフト ナチュラルキーボード プロ)。
マイクロソフトのエルゴノミクス志向の配列を採用したキーボードです。
発売は1999年ですが手に入れたのは2003年位ですかね。
見た目のインパクトに興味があり、購入して1年半位使っていたと思います。
ケーブルは、USBとPS/2で使用でき、USBハブ機能を搭載しているのでキーボードにマウス等を2つ繋げることができました。
使った感想
現在は処分して手元にないので使っていた頃の感想です。
ハの字になったキー配列が特徴的ですが、サイズが大きめなので自然と手を置けば、それほど違和感なくキータッチできました。キーの高さが高く、キー間の幅も広いですし、キーストロークも長く「パカッ」と押せるので、使い始めてすぐに慣れてミスタイプもそれほどせずに使えた記憶があります。
もちろん、慣れも有り、一般的なキーボードの方が速く打てるのですが、独特の「パカッ、パカッ」という打感と両手を置く場所に窮屈さがないので疲れにくいという印象はありました。
押した際に戻ってくる強さは結構強めだったと思います。
音も樹脂製らしい「カチャカチャ」感が大きかったですね。
現在はマイクロソフトのキーボードや多機能マウスを使う際は、統合型ドライバーソフトを入れるのが当たり前になっていますが、この辺りのキーボードが出たあたりからだった気がします。
最下段のスペースキーの並びのキーが中央が大きく、端に行くほど小さくなっているのも指でキーを拾うのに都合よく出来ていました。
今のPC用キーボードは低価格帯と高価格帯のいずれかになっており、低価格帯はキーストロークが短い薄型のキーボードが中心、打感も指に響く感じです。
キーボードはあまり拘りを持てない
高価格帯は軸が特等的で1万をはるかに超えた価格だったり、最近だとゲーム用キーボードが様々出てきていたりします。
個人的にはその中間のキーボードがあっていいと思うのですが、なかなかいいものがないですね。
こだわりのある人は数万円の製品でも妥当と思えるのでしょうが、海外製の同様の軸を使ったゲーム用キーボードが半額程度で販売されているのを見るとメーカーが選択肢が狭いことを理由に価格を高く留めている気がしてしまいます。(競合が居なければ下げる理由が薄いです)
仮に海外メーカーが日本語配列を出したら一掃されないかとも思います。
Natural Keyboard Proは現在でも問題なく使えるのですが、サイズも大きく場所を取るし、入力効率を考えると日常的に使うのにはちょっと向かないかもしれません。
ただ、こういうこだわりのある製品は継続的にあっていいと思うのです。
マイクロソフトのキーボード、マウス製品はいつも微妙に期待を裏切ってくる感じですね。