USB Type-C搭載のスマホを使う機会が多くなったのでType-Cを活かした給電ができるACアダプタを購入しようと考えました。
今回、購入したのは「AnkerのPowerPort 5」で計5ポート(USB Type-Cポート有り)の急速充電対応の充電器です。
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Amazonのタイムセールで2,400円程で購入できました。
USB Type-Cについて簡単なまとめ
最近良く見るようになったUSB Type-CですがUSBのコネクタ形状の名前です。USBと言えば思い浮かぶType-A、Androidスマホで多かったマイクロBなどの仲間です。
また、USB規格以外で、各社が独自に規定した急速急電のための仕様があります。
有名なのはクアルコムのQuick Chargeで同社のCPUを搭載したスマートフォンで対応しているものも多いです。最新は3.0です。他には今回のAnkerが採用するPowerIQ & VoltageBoost、スマホ各社もQuickChargeを使わず独自仕様の仕様を使っていたりします。
現状でType-Cを活かせる市販のACアダプタとしては、1. Type-C端子を搭載している製品、2.クアルコムのQuickCharge(QC 2.0 or 3.0)搭載の製品 の2種類の選択肢があります。
スマホがQCに対応していれば後者を購入する選択肢もありますが、スマホメーカーが敢えてQCを採用していないケースが多い(QC1.0のみ対応も)ので、スマホを買い換えるとQCの高速急電が使えなくなります。
このため現状では1のUSB Type-C端子を備え、他ポートではUSB Type-Aで独自仕様の高速急電ができる製品が汎用性があっていいだろうと考えました。
QC対応のスマホでは最大性能(QC2.0なら最大12A/5Vとか)が出せないかもしれませんが、きちんとし製品ならどのスマホでも最低1.5V/5A(最大3V/5A)の急電は確保できます。
Ankerの製品は作りもしっかりとしてますし、パッケージもキレイでいいですよね。
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本体はクレジットカードサイズよりも少しだけ大きい位のサイズです。
重くはありませんが適度な重さはあります。(136g)

ポートは5つあり、一番上の1つがUSB Type-C(5Vで最大3A)、下4つがUSB Type-AでPowerIQ & VoltageBoost対応となります。(5V で1ポート最大2.4Aらしい)

背面に繋ぐケーブルは結構しっかりしています。
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本体にLED類がないので充電状態や接続状態はひと目でわかりませんが、繋げたスマホ側には充電状態を示すLEDがほぼ付いているので困ることはありません。
Huawei Honor8で使用してみましたが、最大値ながら5Vで3Aの数値も出ていました。
Honor8の純正充電器は9V/2Aの独自急速充電なのでより充電時間が短いのですが、予備で買うことができないので、Anker PowerPort 5のような製品は1つあるとなかなか有用だと思います。